甚平と浴衣の違いについて、また子供に人気なのはどっちなのか調べてみました!!
夏祭りや花火大会など夏のイベントに華を添える甚平と浴衣。
日本の伝統的な和の装いは大人から子供まで楽しめるファッションですよね。
でも甚平と浴衣って何が違うの?子供たちにはどちらを着せたらいいの?と考えたことはありませんか。
買う時に一番困る〜
そんな、甚平と浴衣の違い、そして子供に人気なのはどっちなのか徹底調査してみました!!
それでは早速どうぞー!!
甚平と浴衣の違いってなに?
見た目からしても全く違う甚平と浴衣ですが、では具体的にどんな違いがあるのか見てみましょう。
まず「甚平」とは、主に男性や小さいお子さんが着用する和装のルームウエアです。
素材は木綿や麻などの生地から出来ており、袖が短く上下に分かれています。用途としては、先に記した通り、夏場のルームウエアやお祭りなどに着て行く機会が多いのではないでしょうか。
月齢の低いお子さんであれば夏場のパジャマとして着用させているご家庭もあると思います。
次に「浴衣」は、本来湯上がりに身につける部屋着であり、木綿、麻、ポリエステルなどの生地から出来ています。
温泉宿に泊まりに行くと浴衣が置いてあるところが多いですよね。
しかし現代では、お祭りや花火大会など夏のイベントにおしゃれ着として着て行くことが多いのではないでしょうか。
私は小さい頃、茶道を習っていたので夏のお茶会では浴衣を着て出席していました。
お点前の最中に着崩れしないようにと、お弟子さんたちからキッチリと帯を巻かれ苦しかったという苦い思い出があります。
甚平と浴衣のメリットとデメリットは?
甚平の良いところは、何と言っても動きやすいところでしょうか。
浴衣と違って帯で固定されることがなく、紐を2か所結ぶだけなので着脱も簡単です。
欠点としては、上着は紐で固定しているだけなので胸元がはだけやすいということでしょうか。女の子であれば、下に肌着などを着せてあげたほうが良いでしょう。
浴衣の良い点は、大人から子供まで性別問わず幅広い世代の方が楽しめ、どんな体型の方にも合わせやすいところでしょうか。そしてアレンジが無限にあります。お子さんの場合は、かっちりとした帯ではなく、兵児帯(へこおび)を結んでふんわりと可愛らしい感じに仕上げることもできます。
しかし、甚平と違って足元の動きが制限されるため、動きたい盛りの子供にとっては窮屈に感じるかもしれません。またトイレに行った際に着崩れを起こしやすいかもしれません。甚平と違って、手首や足首まで布で覆われるため、初めて浴衣を着るお子さんは、暑かったり、袖が煩わしいと思うかもしれません。
甚平と浴衣、子供に人気なのはどっち
では甚平と浴衣、子供達に人気があるのはどちらでしょうか?
活発に動き回りたい男の子や、まだ月齢の小さいお子さんは着崩れの心配がなく動きも制限されない甚平が好まれるのではないでしょうか。甚平はルームウエアとしても着用できるので、汎用性のあるアイテムです。
小学生中学年くらいになればお友達同士でお祭りなどに出掛けて行く機会も増え、オシャレにも目覚めてくるでしょう。浴衣は甚平と違って大人っぽく見えるので、ちょっぴり背伸びしたい年頃の女の子たちには浴衣の方が人気がありそうです。
また浴衣は髪飾りや巾着など小物も合わせて楽しめるので、オシャレ好きな女の子たちには喜ばれそうですね。
浴衣といえば「下駄」が思い浮かびますが、普段履き慣れない下駄で歩くのは大人でも大変です。
せっかくオシャレして出掛けたのに靴擦れ(鼻緒擦れ)が出来てしまったら嫌ですよね。小さいお子さんの場合は、無理に下駄を履かずにサンダルで代用してみてはいかがでしょうか。
甚平と浴衣の違いってなに?子供に人気なのはどっち?まとめ
甚平も浴衣も夏の代表的な和の装いです。
甚平と浴衣どちらが良いのかは、結局のところ洋服と一緒で、いつ誰とどこに出掛けるかによっても変わってきますし、お子さんの年齢によっても変わってくるでしょう。まずは何を着たいかお子さんに聞いてることが大事かもしれませんね。